ロッキング(引っかかり)が時々起こる状態をこのまま放置すると、将来的に以下の3つのリスクが非常に高くなります。
1. 軟骨が削られ「変形性膝関節症」が加速する
関節の中に挟まっている半月板などの「ささくれ」や「破片」は、動くたびに周囲のツルツルした軟骨をガリガリと削る「ヤスリ」のような役割をしてしまいます。
結果: 本来なら10年〜20年かけて進む軟骨の摩耗が数年で進み、常に膝が腫れて水がたまる、変形した状態(O脚など)になってしまいます。
2. ある日突然、激痛で動けなくなる(完全ロック)
今は「少し動かせば外れる」程度ですが、挟まりを繰り返すと、その破片がさらに大きく裂けたり、変形したりします。
結果: ある瞬間にガッチリとはまり込み、自分ではどうやっても外れない「完全なロック」が起きます。こうなると激痛で一歩も歩けず、救急車や緊急手術が必要になるケースも少なくありません。
3. 反対側の膝や腰を痛める
無意識に「引っかかりそうな膝」をかばって歩くようになります。
結果: 反対側の膝や、最初にお話しされていた「腰」に過剰な負担がかかり、そちらまで本格的に痛めてしまうという、負の連鎖が起こりやすくなります。